SPFとは?

SPFとは、Sun Protection Factorの頭文字を繋げたもの。
SPFが高ければ高いほど、紫外線防止効果が高いんでしょ?と思われがちですが残念ながらその答えはNoです。


SPF15・・・紫外線を93%カット

SPF30・・・紫外線を97%カット

SPF50・・・紫外線を98%カット

 

上記のように、SPF30と50の差はほぼ有りません。
一般的な化学物質の日焼け止めはSPFが高いほど紫外線吸収剤の含有量が高く、海と肌に大きな刺激を与えます。

紫外線を100%カットすることは不可能であり、SPF70や90でもSPF50と効果は変わりはありません。

Little Hands HawaiiはSPF35-40。
自然由来でありながら、普段使いからマリンアクティビティまでお使い頂ける紫外線予防効果です。

UVA/UVBの違い

紫外線とは、太陽から地球に伝わる電磁波のこと。
基底細胞がん、扁平上皮がん、非メラノーマの皮膚がんの主な原因となっています。
オゾン層を通過するUVAとUVBという2つの紫外線があり、どちらも非常に懸念されています。


【UVA】
地表に届く紫外線の95%を占め、一年中一定の強度を保っており、雲やガラスを透過します。
UVAは、典型的な日焼けの原因にはなりませんが、日焼け光線として知られています。肌の深層部に入り込み、DNAの合成を乱し、皮膚がんを引き起こします。


【UVB】
日焼けや老化、そしてやはり皮膚癌の原因となる、もう一つの有害な紫外線です。
その強さのレベルは、時間帯、季節、標高によって変化します。

現在、アメリカではUVA/UVBの規制はなく、日焼け止めに発ガン性が証明されているUVAを防ぐことを義務づけていません。

酸化亜鉛について

亜鉛は粉末状のミネラルです。

酸化亜鉛には、ナノと非ナノの2つの形態があります。
酸化亜鉛は1000億分の1メートル、100ナノメートル(nm)で測定され、100nmより小さい粒子を持つ酸化亜鉛はナノ粒子とされ、非ナノはこれより大きいものです。

ナノ粒子は健康被害を及ぼすと言う意見もあります。
FDAはこの点には言及しておりませんが、Little Hands Hawaiiは慎重に考慮し、300nm以上の大きな粒子のノンナノ亜鉛を使用しております。
おむつかぶれクリームなどにも使用されている成分です。

サンゴ礁を守る

サンゴ礁は、海洋面積の0.1%にまで減少しましたが、100万種以上、全魚類の4分の1に食料と避難場所を提供している命の源です。

海には年間6,000-14,000tの日焼け止めが流れ込んでいます。6000tとは、ザトウクジラ93頭分に相当するそうです。
海水やサンゴ礁に溶け込む化学成分は、海水浴を楽しむ人たちからだけでなく、下水からも溶け出しています。
一般的な家庭用品に含まれる成分は、体から洗い流され、湖や川、そして海に流れ着きます。

海だけでなく、私たち自身を守るために毎日のスキンケアの成分表を確認する事はとても重要です。
海洋問題は私たちがコントロールできないことがたくさんありますが、日焼け止めを変えることは誰でもトライできる、素晴らしいサンゴ礁保全です。